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九州旅行:写真と解説
第4日・1028日(3);阿蘇、九重観光
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阿蘇外輪山の「大観峰」からの眺めは余りにも有名で、
先ず、何と言っても世界一といわれるカルデラの
真中に悠然と横たわる阿蘇五岳の姿であろう。
 
その雄大さは、お釈迦様の涅槃の時の寝姿を思わせるところから、
涅槃像(ねはんぞう)とも呼ばれている。 

確かに、東側を頭に仰向けに寝ているようである。 
顔の部分が東に位置する根子岳で、
首の部分が日ノ尾峠と凹み、胸が最高峰の高岳、中岳と並び、
膝のところが烏帽子岳あたりに相当するのではないか・・と勝手に想像しているが・・?、
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平成年20(2008)10月25日〜11月1日  (8日間)
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日 程 主要(観光)コース 宿泊地
第1日  厚木自宅⇒羽田発7:30⇒⇒⇒福岡空港着9:15⇒空港(マツダレンタカー)⇒香椎宮⇒海ノ中道⇒宗像大社⇒門司・レトロ街⇒福岡市内(中洲、天神で夕食)⇒宿泊(平和台ホテル)
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福岡


第2日

 ホテル⇒大宰府と天満宮⇒武雄温泉(元湯・入浴⇒大村湾P・A⇒長崎平和記念公園・浦上天主堂⇒グラバー亭、大浦天主堂⇒宿(長崎ワシントンホテル)⇔繁華街、めがね橋、中華街・・・夕食)

長崎
第3日

ホテル⇒諫早干拓堤⇒小浜温泉⇒雲仙地獄・温泉(仁田峠スカイライン)⇒深江道の駅、災害記念館⇒島原F・T⇔島原城、武家屋敷跡⇒⇒⇒熊本F・T⇒熊本城⇒宿(六花の湯・ドーミーイン熊本)⇔熊本繁華街(夕食)
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熊本
第4日

ドーミーイン熊本⇒水前寺公園⇒南阿蘇鉄道(みなみあそみずのうまれるさとはくすいこうげんえき:日本一長い駅名)⇒阿蘇中岳火口⇒阿蘇・草千里⇒大観峰(阿蘇外輪景勝地)⇒飯田高原・長者原⇒九酔峡(九重大吊橋)⇒筋湯⇒黒川温泉:御客屋旅館(宿泊)⇔散策・ふもと旅館(立寄り湯)
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黒川温泉
第5日 黒川温泉・宿⇒九重I・C⇒大分空港⇒国東(仏の里)⇒両子寺⇒天念寺、川中不動⇒長安寺⇒富貴寺⇒伝乗寺(真木大堂)⇒熊野磨崖仏⇒宇佐神宮(八幡宮総本社)⇒鉄輪温泉:陽光荘(宿泊)
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別府・
鉄輪温泉
第6日 鉄輪温泉・地獄めぐり:海地獄⇒かまど地獄⇒地の池地獄⇒宿
宿⇒別府市内、竹瓦温泉(立寄り入浴)⇒陽光荘

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別府・
鉄輪温泉
第7日 陽光荘⇒湯布院(由布院散策、金隣湖、下ん湯 ( したんゆ )立寄り湯、「天上桟敷」(休憩:モン・ユフ、林檎のコンポート)⇒湯平温泉(散策:共同湯・中央湯入浴)⇒湯布院⇒宿・陽光荘⇔ひょうたん温泉(立寄り湯、食事)
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別府・
鉄輪温泉
第8日 宿(光陽荘)⇒大分道・玖珠⇒深耶馬溪(一目八景⇒耶馬溪ダム⇒溪石園)⇒本耶馬渓(羅漢寺⇒青の洞門・競秀峰⇒オランダ橋)⇒R496(魔林峡、猿飛千壺峡)⇒英彦山・高住神社⇒花公園ケーブルカー⇒⇒奉幣殿⇒参道⇒旧亀石坊(雪舟庭園)⇒小石原(道の駅)⇒秋月⇒大分道・甘木⇒福岡空港(レンタカー返却、土産、夕食)、20時45分発⇒⇒⇒羽田22時15分着(息子送迎)⇒自宅帰着
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阿蘇、九重観光
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阿蘇神社・樓門
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阿蘇神社・本殿

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.阿蘇神社の大楼門は全体の造形美に加えて
屋根下部の細かい彫刻もすばらしい。 

日本三大楼門(他に茨城県の鹿島神宮、
福岡県の箱崎宮)の一つとされ、
上部には金文字の大額が「阿蘇神社」と標している。 

この文字は、有栖川宮熾仁親王
(ありすがわのみやたるひとしんのう
:明治維新戦争時の官軍総大将・東征軍の軍歌
「宮さん、宮さん、お馬の前で・・・」とは親王のことを指す)
の御筆によるという。高さ21mの2階建造り。

楼門をくぐり境内へと入ると格式、

風格ある社殿が鎮座する。 

先ず、本殿正面の参拝殿に額ずく。 

左右を見渡すと社殿の数が多い、
その数なんと12神の祭神を祀ってあるという。

主神・一宮が健磐龍命(タテイワタツノミコト:阿蘇大神)で、
神武天皇の勅命により阿蘇に下って新天地をつくったとされ、
創立は孝霊9年(紀元前282年)と言われ、
鎮西鎮護の大任を果したとされる。 

阿蘇山に対する霊異から「火の神」とも言われ、
この地方を広く「火の国」とも称したという。
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内牧温泉

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内牧温泉・新穂湯
街道沿いの民家風共同湯(入浴料100円)
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内牧温泉は同温泉郷の中では最大で、
桁違いに宿泊施設の数が多い。 

ロケーションは阿蘇外輪山のハイライトである
大観峰から南下したカルデラ内で、
田園地帯が広がっている。 

この田園地帯の中に約80の源泉と30近い宿泊施設が散らばっている。 

施設は様々で、
文豪が愛した和風旅館から大型スパリゾートホテル、
家族旅行向けの中小旅館から民宿まであらゆるニーズに対応している。 

叉、共同浴場も9軒と非常に多く、
地元の人たちも盛んに利用している。 

文学の街としても知られ、夏目漱石、与謝野夫妻などの文学碑がある
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大観峰展望台

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大観峰(阿蘇外輪景勝地)
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.昭和天皇が阿蘇を訪れた或る時、
係りの者が「あちらに見えますのが阿蘇でございます」と
説明した。すると口癖の「あっ、そう」と
答えられた。「ギャグ」に気づいた陛下も思わず苦笑されたという。   

雄大な眺めに感動した文豪・徳富蘇峰(熊本を代表する文豪、
歴史家、言論人で、太平洋戦争では開戦論者として
民衆を鼓舞し開戦へ導いたとも言われる。

弟は作家・徳富蘆花)が「大観峰」と名付けたと言われる。 
余分だが、「大観峰」という同意同語では
長野県・北アルプスの一角、後立山連峰と
黒部湖の大パノラマを眺望する、所謂、
黒部立山アルペンルート」の一角にも在った。
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道の休憩地・三愛レストハウス

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瀬の本高原のドライブウェイ
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.瀬の本高原は標高1000mの高原地帯。 

南に阿蘇五岳、北にくじゅう連山を望み、
高原の中央をやまなみハイウェイが走る。 

ドライブコースとして人気があり、雄大な自然を満喫できる。  

三愛レストハウスは阿蘇の北外輪山にあり、
大分県湯布院水分峠と熊本県一の宮町城山を結ぶ
「やまなみハイウェイ」の中間地点に位置する。 

やまなみハイウェイ沿いで最も 大きいドライブイン
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牧の戸峠付近より南部方面(阿蘇五岳がうっすら)

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こちらは北部方面、長者原と最奥が由布岳
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九重連山の星生山、
鮮明ではないがピンクはミヤマキリシマ

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九重高原・寒の地獄温泉(本来は強力冷泉)入浴
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『旅まくら 小沢昭一的こころ』より、

「寒の地獄は、標高1000メートルの長者原にわく鉱泉でありまして、浴びてよし、飲んでよし、当初は傷ついた猿が入ったのだそうでありまして、不思議に思った土地の猟師が自分でも浴びてみると、実によく効く。 以来、この鉱泉が開かれたと言われております。硫黄泉でありまして、皮膚病、神経痛、リューマチ、痔、婦人病、胃腸病、ぜんそく、中風、精神病、性病に効能があるとございます。ま、何にでも効くようでありますが、性病は淋から梅、わけても変性梅毒にいいとある。変性の梅ちゃんとはどんな病気か存じませんが、プロデューサーには、なにやらうってつけのお湯でありましょうヨ。それにしても、プロデューサー氏の悲鳴はいったい何なのか。 “小沢さん、こ、これ温泉じゃない、温泉じゃない。 み、み、み、水だ、 チ、チ、チメタイ、 ブルブルブル。”  だからご注意申し上げたでしょう。寒の地獄という以上、身を切るような冷たい水に相違ないって。あんた、自業自得だよ。」

(TBSラジオ12時15分頃、全国30曲ネットでオンエア中のラジオ番組『小沢昭一の小沢昭一的こころ』。)より
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九重高原・長者原



長者原より登山道・「坊がつる」へ
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長者原・タデ原湿原

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タデ原湿原遊歩道、正面はビジターセンター
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長者原・タデ原湿原
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タデ原湿原
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くじゅう山群の麓にある「タデ原湿原」、
そして中間層の「坊がつる」は、
平成17年にラムサール条約に登録された中間湿原としては
国内最大級の湿地帯である。

(長者原から凡そ3km)  
とは言ってもジメジメした感じは無く、
むしろさわやかな九重高原の空気に包まれる所である。 

このうち「タデ原湿原」は国立公園に指定されており、
湿原に生息する様々な草花などを観察するための
遊歩道(木道など)が整備されていて、
「長者原」の駐車場から近いこともあって観光客が多い。

また、唄にも歌われている「坊がつる」は、
くじゅう連山の山々に囲まれた標高1200〜1300mの
盆地にあり、その一部は、くじゅう連山の登山基地として有名。

特に5月のミヤマキリシマのシーズンには登山客で行列をなす。


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九重の温泉と黒川温泉へ

        

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日本周遊紀行:詳細目次
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