九州旅行:写真と解説
第7日・1031日;由布院・湯平観光(3)


湯平温泉;太鼓橋を渡った左の小屋が共同湯の「砂湯」(中央湯)



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平成年20(2008)10月25日〜11月1日  (8日間)
日 程 主要(観光)コース 宿泊地
第1日  厚木自宅⇒羽田発7:30⇒⇒⇒福岡空港着9:15⇒空港(マツダレンタカー)⇒香椎宮⇒海ノ中道⇒宗像大社⇒門司・レトロ街⇒福岡市内(中洲、天神で夕食)⇒宿泊(平和台ホテル)
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福岡
第2日

ホテル⇒大宰府と天満宮⇒武雄温泉(元湯・入浴⇒大村湾P・A⇒長崎平和記念公園・浦上天主堂⇒グラバー亭、大浦天主堂⇒宿(長崎ワシントンホテル)⇔繁華街、めがね橋、中華街・・・夕食)
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長崎
第3日

ホテル⇒諫早干拓堤⇒小浜温泉⇒雲仙地獄・温泉(仁田峠スカイライン)⇒深江道の駅、災害記念館⇒島原F・T⇔島原城、武家屋敷跡⇒⇒⇒熊本F・T⇒熊本城⇒宿(六花の湯・ドーミーイン熊本)⇔熊本繁華街(夕食)
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熊本
第4日

ドーミーイン熊本⇒水前寺公園⇒南阿蘇鉄道(みなみあそみずのうまれるさとはくすいこうげんえき:日本一長い駅名)⇒阿蘇中岳火口⇒阿蘇・草千里⇒大観峰(阿蘇外輪景勝地)⇒飯田高原・長者原⇒九酔峡(九重大吊橋)⇒筋湯⇒黒川温泉:御客屋旅館(宿泊)⇔散策・ふもと旅館(立寄り湯)
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黒川温泉
第5日 黒川温泉・宿⇒九重I・C⇒大分空港⇒国東(仏の里)⇒両子寺⇒天念寺、川中不動⇒長安寺⇒富貴寺⇒伝乗寺(真木大堂)⇒熊野磨崖仏⇒宇佐神宮(八幡宮総本社)⇒鉄輪温泉:陽光荘(宿泊)
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別府・
鉄輪温泉
第6日 鉄輪温泉・地獄めぐり:海地獄⇒かまど地獄⇒地の池地獄・・、他⇒宿⇒別府市内観光、竹瓦温泉(立寄り入浴)他、沿岸地区の温泉めぐり⇒陽光荘
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別府・
鉄輪温泉
第7日 陽光荘⇒塚原高原湯布院(由布院散策、金隣湖、下ん湯 ( したんゆ )立寄り湯、「天上桟敷」(休憩:モン・ユフ、林檎のコンポート)⇒湯平温泉(散策:共同湯・中央湯入浴)⇒湯布院⇒宿・陽光荘⇔ひょうたん温泉(立寄り湯、食事)
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別府・
鉄輪温泉
第8日 宿(光陽荘)⇒大分道・玖珠⇒深耶馬溪(一目八景⇒耶馬溪ダム⇒溪石園)⇒本耶馬渓(羅漢寺⇒青の洞門・競秀峰⇒オランダ橋)⇒R496(魔林峡、猿飛千壺峡)⇒英彦山・高住神社⇒花公園ケーブルカー⇒⇒奉幣殿⇒参道⇒旧亀石坊(雪舟庭園)⇒小石原(道の駅)⇒秋月⇒大分道・甘木⇒福岡空港(レンタカー返却、土産、夕食)、20時45分発⇒⇒⇒羽田22時15分着(息子送迎)⇒自宅帰着
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由布院の立寄り湯



何とも瀟洒な「下ん湯」入口

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下ん湯・金燐湖に面する露天風呂


湯の坪温泉




乙丸温泉



ぬるかわ温泉

健康温泉館 ドイツ式温泉治療、
水着着用の運動浴やジャグジー




ぬるかわ温泉・露天風呂


川西温泉



由布院簡単ガイド


「湯布院」という名称は
旧湯平村と旧由布院町が合併した際に作られた町名である。 

湯布院温泉とすると由布院温泉と湯平温泉のことで、
更に塚原温泉も加わることになる。 

現在は、由布市三湯(由布院温泉、湯平温泉、塚原温泉)とも云う。 

奈良期には既に開かれ、
鎌倉期から効用のある温泉として広く知られていた由布院であるが、
由布院が湯治場として活気を帯びるのは明治維新後のことらしい。  

由布市の三つの温泉群からの湧出量は、
別府温泉に次いで全国第二位であるとか、
中でも由布院が湧出量・孔数とも断然多く、
なんと740を超える源泉孔からは毎分40KLの温泉が湧出しているという。 

江戸時代から使われていたと言う共同浴場は
金鱗湖畔に佇む茅葺屋屋根の小さな湯小屋「下ん湯」をはじめ14ヶ所があり、
外来観光客は勿論、地元の人たちの憩いの場として利用されている。   

泉質は主に単純泉で効能は神経痛、筋肉痛、関節痛など。





湯平温泉・温泉通り



湯平温泉そのものは由布院同様、
鎌倉時代より開けたといわれ古い歴史のある温泉場である。 

江戸期に温泉地としての骨格が出来上がり、
それ以来、湯治場としての発展をつづける。 

温泉情緒の石畳は300年の歴史があるというが、
江戸後期に湯町の篤志家(工藤三助)が現在の石畳を作ったのがきっかけで、
凡そ500メートルも続く石畳の急な坂道である。 

貴重で豪華な木造四階建ての旅館が建ったのもこの頃で、
今もその建物が一部残っている。

大正から昭和初期にかけて一時代を築き上げた
湯平は文人・墨人も多く訪れている。

 『 わたしゃ湯の平 湯治のかえり 肌にほんのり 湯のかほり 』

と詩人の野口雨情が詠っている。

シンボルともいえる石畳をゆっくり歩を進める。 

歩くうち意外と坂が急なのに驚く、
湯平温泉”ならぬ“湯坂温泉
であろうと皮肉りたくもなるが。


300年来の石段



300年来の石畳


温泉通りに面する「銀の湯




銀の湯浴槽


温泉通り最上部にある共同湯・「金の湯




金の湯・浴槽


湯平温泉・橋左が渓谷の湯・「砂湯



湯平温泉・砂湯浴槽

湯平温泉概況
  


温泉といえば観光地というイメージが強いが、
湯平では周囲を大自然にひっそりと抱かれて湧きつずける湯の里である。 

昔から熟年層を主とした湯治場としての伝統をかたくなに守っているようで、
客層も「癒し」や保養を目的とした利用者が多いという。 

特に、昨今では由布院の奥座敷としても知られ、
訪ねる愛湯人が次第に増えているという。 温泉は薬効も充分あり、
飲めば胃腸に良いともいわれて湯平の旅館では
お茶のかわりに温泉のお湯が客に出されるという珍しさである。

鄙びた湯の里であったが立寄り湯は多く、
石畳通りに入ったすぐ右側に「銀の湯」があり、
他にも湯平には五つも共同湯があった。 

下から「橋本湯」、「銀の湯」、「砂湯(中央湯)」、
「中の湯」、「金の湯」とある。 



        

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