東北紀行 (25頁)
東北地方の主に内陸部の土地々の観光、温泉、歴史を巡ってます。
( 「日本周遊紀行」の続編)
平成年22年(2010年)10月秋季
福島県⇒宮城⇒岩手県秋田県⇒山形

     詳細目次         
小生の旅と山旅  日本周遊紀行  世界遺産と鎌倉・湘南  日本周遊ブログ  日本周遊写真集T


【本文関連情報




 東北紀行(48)乳頭温泉 「鶴の湯の白湯、黒湯」 



 
 
 
  宿舎と温泉棟の間の休憩スペース(上2枚)



先ず、宿泊棟1号館にある二つの内風呂に向かう。 
木の階段を上った2階部分に男女別の風呂があり、先ずザブン。 
次に、小川を跨いだ温泉棟の一角にも風呂があり、ここで浸かる。 

更に、入浴客が言うには、1号館から東本陣に行く廊下の下の方にも小さな露天風呂があるとのことで、早速、向かってみた。





 宿泊棟一号館からの渡り廊下


その露天風呂は、二人くらいしか入れない小さなものであるが、川を見ながら入浴できる抜群のロケーションである。 
ランプがぶる下がっていて、夜は明かりが灯るもとで、また一段と風情があると思われる。 静かに入浴できる隠れ湯のようですが、廊下から見えてしまいそうな場所でもある。 

出来れば上さんと二人きりでと思ったが・・?。
ここ一号館の湯は、外の温泉棟と同じ泉質の黒湯と白湯が引いてあるらしいが、但し、こちらは宿泊者専用なので、日帰り入浴の客には開放していないようだ。



 
 男女別白湯・黒湯の入口玄関(tga58)


 
 白湯・黒湯の脱衣室(男)


 

 
 鶴の湯白湯の浴槽(2枚)、



    
 黒湯の浴槽



次に、小川(湯ノ沢)に架かる小さな橋を渡った正面に男女別の白湯、黒湯がある。 
入り口上に掛かる木製の風情のある看板が何ともいい。
白湯と黒湯は男湯も女湯も浴室の雰囲気は同じような感じで、広くはないが、木造で雰囲気が良い。 

白湯というのはその名の通り、濃い乳白色の湯で、別名(愛称・・?)冷えの湯というが、どちらかというと熱め(本当は上がった後さっぱりするので、冷えの湯というらしい)。
一方、黒湯は実際に黒いのではなく、白味の薄い灰色がかった湯で、温めでとろりとした感触であり、泉質的にはゆっくり入りたい感じである。 
何れも脱衣所は一緒であるが、湯室、湯船は左右のいちにあって引き戸で仕切ってある。

次回、鶴の湯の 「中の湯



.
【本文関連情報




 東北紀行(49)乳頭温泉 「鶴の湯;中の湯」  ,


  
  鶴の湯;中の湯の湯屋(通路左は大露天風呂;次回記載 tga77)



次に向かったのが「中の湯」である。 
メインの大露天風呂を挟んで反対側の最も奥まったところにある。 
大浴槽のすぐ奥にあって囲いや目隠しもなく、入浴客を眺めながら・・?通って行くので、初めて訪れる女性にはチョッとした抵抗が有るかもしれない。 
だが、こんなことは一切構わないのがこの「鶴の湯」のいいところでもある。 

ネットのコメントなどをみても女性からの苦情などは一切無く、それだけ自然の中の自然の振る舞いで、お客の方も俗界、俗世のことは気にしなくなるのである。


 
 中の湯の男湯 (tga75)

 
 中の湯の女性用露天風呂 (tga76)


この「中の湯」も男女別の内湯があり、特に女性用には更にその奥に、小ぶりながらの露天風呂がついていて、源泉は足元から湧き出てるいるという。 
そこには男女別の打たせ湯の形で「滝の湯」があり、置かれた椅子に座って肩や頭にで浴びる。
女性の「滝の湯」の傍には通用扉があって、鍵を開けると隣の大きな大露天風呂に続いているらしい。



  
 鶴の湯の「滝の湯」 (tga78)



「中の湯」の男用の脱衣場所からすぐ横に内風呂があり、内風呂から大露天風呂へ通じている。
先ず、小ぶりな内風呂へ先ず浸かる。 
チョッと熱めだが、あえて言うならこの中ノ湯の内湯の湯が一番濃いようにも感じられるのは小生のみか・・?。 

因みに、中の湯は「眼っこの湯」とも呼ばれ、神経系統の病気や眼病に効き目があると案内にあった。 
小生、パソコンいじりが日常的になっていて、やや、目疲れの様子であり、目洗いを意識的にやってみた。
2〜3回出入りして、次に、すぐそにに見えている大浴場の露天へ向かった。
大露天の入口のところにある滝の湯(打たせ湯)で1,2分頭を刺激して、いざ・・!本命へ。


いきなりジャボンと飛び込むと、そこには女性陣が5,6人浸かっていた。 
辺りは既に薄暗くなってきていて、よく見なければ男女の区別もつかないくらいである。 女性にとってはこれ以降の時間帯が、或は安心して入れるかもしれない。

そんなこと思っていると突然横に女性が、艶かしい女性がすぐ横にやってきた。 
ハテハテ、と振り向くと何と「内の上さん」であった。 
女性用の露天風呂から木戸一枚でこちらに来られるらしい。
暫く雑談しながら、上さんはもう一つの女性専用の露天風呂へ行くという。
そう、この女性専用の露天浴槽はここの反対側、小川に架かる橋の向こう側に在った。


女性専用の露天風呂は広々とした四角い湯船に、木製の板付けした床が周りに敷き詰めてある。 
お湯は、やや青味を帯びた白濁の湯が溢れていて表面に湯花が浮かび、浴槽の底は砂利になっていて、数箇所から気泡と共にお湯が自噴しているという。
周囲は山裾にススキの穂が揺れて、これ叉、野手満点で存分な風流であると。
以上は、上さんによる自己満足の弁である。

次回、鶴の湯の「大露天風呂




【本文関連情報




     詳細目次          
小生の旅と山旅  日本周遊紀行  世界遺産と鎌倉・湘南  日本周遊ブログ  日本周遊写真集T
日本周遊紀行:詳細目次
詳細目次(東日本)  信越・東北西沿岸 北海道T、世界遺産:知床 北海道U 東北・東沿岸 関東沿岸
詳細目次(西日本)  鎌倉・湘南 東海 近畿 四国 山陽 九州(北、西) 九州(南) 九州(東)  沖縄  
               山陰・北近畿  
北陸  世界遺産:紀伊熊野 石見銀山
【小生の旅のリンク集】
旅の紀行・記録集
山の紀行・記録集 山のエッセイ
「旅行リスト」
日本周遊紀行「東日本編」
日本周遊紀行「西日本編」
日本周遊紀行 (別URLです)

【日本の世界遺産紀行】 
北海道・知床  
白神山地 
紀伊山地の霊場と参詣道 
安芸の宮島・厳島神社  
石見銀山遺跡とその文化的景観 

ハワイ旅行2007
九州旅行2008
沖縄旅行2008
北海道道北旅行
北海道旅行2005
東北紀行2010
南紀旅行2002

鎌倉・湘南紀行


「山行リスト」 

立山、剣(天の記)(1971年)
白馬連峰登頂記(2004・8月)
北ア・槍−穂高(1968年)
上高地-岳沢-穂高(1979年)
上高地・明神(2008年)
南ア・北岳(1969年)
八ヶ岳(1966年)
八ヶ岳越年登山(1969年)
谷川岳(1967年)
丹沢山(1969年)
西丹沢・大室山(1969年)
西丹沢・檜洞丸(1970年)
丹沢、山迷記(1970年)
奥秩父・金峰山(1972年)
「上高地雑感」
「上越国境・谷川岳」
「丹沢山塊」
「大菩薩峠」
 


スキーの記録  
「スキー履歴」




inserted by FC2 system